使いにくいScalaライブラリ

ScalaのHTTPライブラリってイケてないと思うんです。
何が気にくわないかというと、全体的にScalaのライブラリって、俺俺DSLを開発していて、
本当に使い方が分かりにくいと思うんです。

たとえば昔の Dispatch。(極端な例として、dispatch-classicのサンプルを記載します。)

// ex) http://dispatch-classic.databinder.net/URLs+and+Paths.html
import dispatch._
val sl = :/("www.scala-lang.org")
val learnScala = sl / "node" / "1305"

// ex) http://dispatch-classic.databinder.net/Response+Bodies.html
Http(learnScala >- { str =>
  str.length
})

もはやね。なんのこっちゃですよ。暗号ですか。
POSTリクエストを送りたくなってもどうしたらよいか全く想像がつきません。

私は、サンプルからオプションの使い方まで想像できるのが
使いやすいライブラリと考えています。

新しいDispatchではこのあたりは割と改善されているのですが、
ORMapperのSlick等も含めて、分かりにくい俺俺DSLを作り上げてしまうのはなんとかなりませんかね。
ライブラリの利用を通じて、タイプ量が少ない、Syntaxが短い事と、
シンプルで使いやすい事はイコールではない、ということを痛感しました。